顔出しのできる女①

初めて「顔出し」ができる子の面接をしました。今とは違って昔はモザイク無しでお店のキャスト写真に載せても大丈夫という子は少なかったです。顔を出すと集客効果が抜群にアップするのでこちらもテンションが上がります。いざご対面。面接時間には遅れずにやってきました。話をきくとどうやら以前の店ではスタッフと給与関係で揉めて辞めたらしいです。顔出しでマスコミ対応もできる子を手放すとは余程のことです。しかもある風俗雑誌の表紙になっていて、それが発売された数日後に辞めたそうです。きっとギャラ関係で揉めたのでしょう。にしても、ちょっと問題児な予感がします。さてこの彼女ですが見た目はややギャル系、見た目は普通クラス。スタイルは細見で巨乳ですが明らかに豊胸していました。写真映えはしそうです。とりあえず体験入店したいとのことなので仮で採用しました。

②に続く。。。

最初の面接最終話

後からそのとき一緒におしゃべりをしていた女性に聞いたのですが、どうやら彼女はホストクラブにハマっていたようでした。風俗で稼いだお金を全てホストに使っていたみたいです。どうりでお金が無いはずです。それから数日後、再び私の携帯が鳴ります。彼女からです。引っ越し先を紹介してもらったけど、お金が溜まったので別の所に引っ越すということでした。それに彼氏ができたからもうお店にも出られないとのことでした。そうです、彼氏とは前述のホストクラブの男性とのことです。引っ越し資金も全て彼氏に出して貰ったから大丈夫だと喜んでいました。ホスト稼業もなかなか厳しいとききます。ときには借金の保証人をお店に通ってくれる女性にお願いしたりして凌いでいたりなど。私としては無邪気だった彼女がその彼氏と幸せに暮らしていることを願っていますが果たしてどうなったでしょうか。今となっては知る術がありません。そのあと彼女の携帯電話は解約されていましたので。。。。こうして私が最初に面接をした女性は去っていきました。

最初の面接③

世間一般の常識であれば考えられないですが当時の風俗業界ではよくあることみたいでした。数時間後彼女が店に出勤してくると運良く30分もしないうちに最初のお客様に付くことができました。このまま待機して働くのかと思いきや彼女は「今日は目標金額稼いだのでもうお客を取らないで欲しい」と言います。彼女から事前にきいていた金額には到底及ばない金額でしたが、本人がそう希望するのであれば仕方ありません。ところが彼女はお客は取らないがまだ事務所にいさせて欲しいと願いでました。出勤人数も少ないので承諾するとそこから別のキャストさんとしゃべるしゃべる、それはマシンガンを遥かに上回るほどです。しかも待機所のお菓子を全て食べ尽くさんばかりの食欲。みるみるうちにお菓子の空き袋が溜まっていきます。今から思えば不動産会社に払う手数料さえ払えなかった彼女、よっぽどお腹が減っていたのでしょう。ちなみに彼女は29歳です。。。

最初の面接②

特に問題のない女性でしたが、すぐには出勤できないと言われました。理由は引っ越し資金が無いのでそのお金が溜まるまでお店に通えないというものでした。だったら地元で働けばいいものですが、彼女はどうしても地元は嫌なようです。給料の前借り、業界用語で言うなら「バンス」を希望されましたがもちろん勤務実績もない女性には貸しません。これでは仕方がないので、前家賃や敷金、礼金の無い物件を紹介しました。ところがそれから何日経ってもシフト連絡が来ません。やむなく私が直接電話をしたのですが携帯が繋がりません。どうやら料金未払いで止められているようです。こうなったら待つしかありません。やがて面接から2週間ほど経ったころでしょうか、私の携帯に電話がかかってきました。彼女からです。紹介してもらった物件にはまだ入居していないとのこと。不動産屋に払う仲介手数料が払えないのでとりあえず今日はお店に出勤してその一部でも稼ぎたいと言われました。

最初の面接①

数年前の話です。私が受けもった初めての面接。お店指定の待合せ場所に向かいながら一体風俗で働く女性とはどんな女性なのか好奇心と不安を抱いていておりました。場所はとある駅前の交番の前。待ち合わせの予定時間より20分ほど前に彼女は到着していました。時間はお昼過ぎですが人通りの割には交番前には人はいなくすぐに彼女が面接希望の女性だとわかりました。ごく普通の今風の女性でした。ギャルのようなガングロやケバい女性を想像していたので若干拍子抜けです。「初めましてAと申します」人生初の風俗女性とのお店以外での会話。女性の方も「初めまして、本日はよろしくお願いします」となかなか礼儀正しいです。事務所に着くと早速面接の開始です。履歴書と身分証明書を受け取ります。後でわかったことですが、この業界で履歴書を持ってくる女性はまずいないそうです。面接票に記入して貰いながら動機や経験の有無、可能プレイにNGプレイ、一日に稼ぎたい金額などを聞きます。ルックスや希望条件も問題無いようなので見事合格です。

風俗面接官とは

わたくしは都内某所で風俗店の面接官をしているAと申します。過去には一部上場企業で人事担当をしていたこともあります。過去の実績を買われてかどうかはわかりませんがご縁があって数年前からこの業界に足を踏み入れました。風俗業というのは売り物が女性、それも生身の女性です。ごくまれにニューハーフや同性愛者の方々もやってきますが基本的には女性相手に面接をします。面接にくる年齢や動機も実に様々なものです。厳密には性的なサービスを提供するのが女性であって女性そのものが売り物というわけではありません。しかしながらその女性の持つ容姿やその他の魅力を求めて言わば刹那的であれその女性そのものを買いに来ていると言っても過言ではないでしょう。つまりお店にとっては女性が商品そのものなのです。当たり前のことですが質の悪い商品やいつ来店しても品薄な商店にはお客様が集まりません。最近は不況のせいか求人に応募してくる女性は山ほどいます。ここで問題なのはその女性の価値がすぐにはわからないということです。風俗面接官の仕事は質屋の目利きみたいなもので、そのお店のコンセプトに合わない女性ばかり採用していると経営がすぐに悪化します。そういう意味で常に真剣勝負の風俗面接ですが応募女性はそれでいてなかなか個性的な人間ばかりです。実に面白いエピソードがたくさんあります。個人が特定されない範囲でそんな面接の裏側をぼやいていきたいと思っております。